ここ最近の私のメルマガでは、
●Amazonの新刊本せどりで、再販価格維持制度が適用されていないこと
●制度の適用するしないは出版社によって異なること
●中古より新品で出品すると売れやすくなること
についてお伝えしてきています。
ブログの方では実例の画像と合わせて解説しているので、
まだの方はこちらよりお読みください。
・矛盾だらけの「再販価格維持制度」が崩壊しつつある
・新品プレ値の謎がとけた
そして、今日お伝えするのは「新品を定価で出品しなくてもいい」ことの
もう一つの活用方法についてです。
あまりあっては欲しくないですが、売れると思って仕入れた新品の本が、
予想外にAmazonがしつこく在庫復活してきたり
再販があったりで、損切りしなくてはいけなくなることがあります。
恥ずかしながら、私も何度かこういう悲しい目にあって、
損切りをせざるを得ない状況になったことがあります。
これまでですと、こういう損切り目的の場合でも、
中古の「ほぼ新品」で定価より安く出品して捌くようにしていました。
ただ、これだとですね、私の経験上なかなか売れません。
だいたいの人は、一目瞭然でわかる
「定価で新品」のAmazon在庫をワンクリックで買うからです。
たまに売れる時もありますが、そういう買い方をする人って「中古ーほぼ新品」でも「新品同様」だから定価よりお得
ということを知っている、事情通なお客さんに限られると思うんです。
せどらーならまだしも、一般のお客さんでこれを知ってる人は
やっぱりまだまだ少ないわけで。
そこで私が最近 試したのが、新品で定価より安く出品することです。
ある付録つき雑誌なのですが、定価が950円でAmazon在庫あり、
私は新品で920円で出品したところ、
FBA反映と同時に4日で9冊ぜんぶ売れていきました。
この雑誌、新品で定価より安く売る前は、
「中古」の「ほぼ新品」で850円と格安で出品したのに
3ヶ月たっても、一冊も売れなかったものです。
「新品なのに定価より安く買える」ということが、
お客さんにとって一目瞭然になるというのは、
こうまで売れやすさに影響するんだなというのを改めて感じました。
損切りはないに越したことはないですけど、
予想外な展開になってしまった時はなるべく速く資金回収するためにも、
コンディションを「中古ーほぼ新品」から「新品」に変更する、
たったこれだけでも効果バツグンですよ!